ホンダヴェゼル歴代CM曲一覧!藤井風やSuchmosなど名曲徹底解説
テレビやWeb動画で流れるたび、思わず耳を奪われるホンダ「VEZEL(ヴェゼル)」のCMソング。Suchmosのブレイクを決定づけた『STAY TUNE』や、2代目モデルチェンジの象徴となった藤井風の『きらり』など、ヴェゼルのCMは常に日本の音楽シーンの最先端を切り拓いてきました。
スタイリッシュな映像とシンクロする洗練された楽曲群は、単なる自動車のプロモーションにとどまらず、新たなカルチャーの潮流を生み出し続けています。本稿では、歴代のヴェゼルCMソングとその歌手を完全網羅し、なぜここまで人々を惹きつけるのか、その選曲戦略の裏側や最新のタイアップ事情まで余すところなく紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:ヴェゼルの歴代CMソングは洋楽インスト期からSuchmos、King Gnu、藤井風、羊文学へと進化し、常に音楽トレンドを牽引している。
- 要点2:「都会的でスマートなクーペSUV」の世界観を際立たせるため、時代の一歩先を行く新進気鋭のアーティストを抜擢する選曲哲学が存在する。
- 要点3:歴代タイアップ曲の全貌と選曲の理由を知ることで、ホンダが提示し続けるドライブカルチャーの魅力がより深く体感できる。
【歴代一覧】ホンダ・ヴェゼルのCMソング&起用歌手年表
2013年の初代登場から現在に至るまで、ヴェゼルのCMは音楽的評価が極めて高い楽曲を一貫して起用してきました。まずは、歴代のタイアップ曲とアーティストを時系列で整理します。
| 起用年 | 曲名 | 歌手・アーティスト名 | モデル・テーマ |
|---|---|---|---|
| 2013年〜 | High and Dry ほか(カバー/オリジナル含む) | Radiohead ほか | 初代登場時(洋楽・世界観構築) |
| 2016年 | STAY TUNE | Suchmos | 初代(マイナーチェンジ) |
| 2018年 | Do Well | SIRUP | 初代「あそびを、ひろげよう。」 |
| 2018年 | In Groove | MIYAVI vs Ken Ishii | 初代「VEZEL TOURING」 |
| 2019年 | HONDA | Friday Night Plans | 初代「世界ヴェゼル」 |
| 2019年 | 小さな惑星 | King Gnu | 初代「PLAY VEZEL」 |
| 2021年 | きらり | 藤井風 | 2代目フルモデルチェンジ「GOOD GROOVE」 |
| 2024年〜 | 風になれ | 羊文学 | 2代目マイナーチェンジ「Drive Your Groove」 |
黎明期の洗練された洋楽アプローチから、2016年以降のジャパニーズ・シティポップやオルタナティブロックの登用まで、その選曲は常に日本のポップカルチャーの変遷とリンクしています。
時代を塗り替えた金字塔!Suchmos『STAY TUNE』とKing Gnu『小さな惑星』の衝撃
ホンダ・ヴェゼルのCMが「音楽トレンドの震源地」として決定的な地位を築いたきっかけは、2016年にオンエアされたSuchmos(サチモス)の『STAY TUNE』でした。当時、インディーズシーンで熱烈な支持を集めていた彼らのアシッドジャズやファンクを取り入れたサウンドは、夜の都会を疾走するヴェゼルのスタイリングと完璧に合致。テレビ画面から流れる洗練されたグルーヴに、多くの視聴者が「この曲を歌っているのは誰だ?」と検索を繰り返しました。
このタイアップにより、Suchmosは一気に国民的バンドへと駆け上がり、日本の音楽シーンには「シティポップ・リバイバル」の巨大な波が巻き起こります。車が単なる移動手段ではなく、自己のアイデンティティやセンスを表現するツールであることを、音楽の力で見事に証明した瞬間でした。
続いて2019年、そのバトンを受け継いだのが破竹の勢いでチャートを席巻していたKing Gnuの『小さな惑星』です。アルバム『CEREMONY』に収録された本楽曲は、常田大希が紡ぐ緻密かつダイナミックなロックサウンドと、井口理のハイトーンボイスが特徴的。夜の闇を切り裂くような疾走感とエモーショナルな旋律が、ヴェゼルの持つSUVとしての力強さとスポーティな走行性能を余すところなく際立たせました。
フルモデルチェンジの象徴・藤井風『きらり』と羊文学『風になれ』が放つグルーヴ
2021年4月、ヴェゼルが初のフルモデルチェンジを果たした際、メインキャンペーンとして打ち出されたコンセプトが「GOOD GROOVE」でした。そのテーマソングとして書き下ろされたのが、藤井風の『きらり』です。
「どこにいたの 探してたよ」という印象的なフレーズから始まる本作は、軽快なダンスビートとノスタルジックなメロディが融合した珠玉のポップチューン。CMでは、開放感あふれるパノラマルーフ越しに広がる青空や、日常を鮮やかに彩るドライブの喜びが描かれました。ストリーミング再生回数は瞬く間に数億回を突破し、ヴェゼルという車のイメージを「都会の夜」から「心地よい光あふれる日常のパートナー」へと見事にアップデートさせました。
さらにモデルチェンジ以降の展開として注目を集めたのが、オルタナティブロックトリオ・羊文学の『風になれ』です。透明感の中に芯の強さを秘めた塩塚モエカのボーカルと、どこまでも広がっていくようなギターノイズが、風を切って走るヴェゼルの爽快感と見事にシンクロ。時代ごとの空気感を繊細に捉え、リスナーの感情を揺さぶるアーティスト起用は、ホンダの審美眼の確かさを改めて印象付けました。
知る人ぞ知る隠れた名曲たち|SIRUP、Friday Night Plans、洋楽ナンバーの系譜
Suchmosや藤井風といったメガヒットの陰で、音楽ファンの間で「名曲すぎる」と語り継がれているタイアップ曲も多数存在します。
その筆頭が、2018年に起用されたSIRUP(シラップ)の『Do Well』です。R&Bやネオソウルをベースにした軽妙なカッティングギターと跳ねるようなボーカルは、ヴェゼルのカジュアルで遊び心あふれる側面を鮮烈にアピールしました。このCMをきっかけにSIRUPの名は全国区へと広がり、ストリート発のスマートなポップミュージックが市民権を得る大きな足がかりとなりました。
また、2019年の「世界ヴェゼル」篇で起用されたFriday Night Plansの『HONDA』は、ドリーミーで心地よいチルアウトサウンドが車内のプライベートな快適性を象徴。さらにサムライギタリスト・MIYAVIと世界的テクノDJ・Ken Ishiiがコラボレーションした『In Groove』など、エレクトロニックと生演奏が融合したアグレッシブな楽曲も、走りを重視したグレード「TOURING」の魅力を強烈に引き立てました。
初代初期にはRadiohead(レディオヘッド)の『High and Dry』をはじめとする情緒豊かな洋楽や、アコースティックかつクラシカルなインストゥルメンタルも起用されており、時代背景に応じた多彩なアプローチがヴェゼルCMの奥深さを形作っています。
なぜヴェゼルのCM曲はここまでかっこいいのか?ホンダの選曲哲学とヒットの必然性
自動車のCMソングといえば、かつては耳馴染みのある往年の名曲や王道のポップスを起用するのがセオリーでした。しかし、ホンダがヴェゼルで貫き通しているのは「次の時代を創る新進気鋭の才能をいち早く見出す」という独自のキュレーション哲学です。
ヴェゼルがターゲットとするのは、都市生活を楽しみ、デザインやカルチャーに対する感度が高い層。そうしたユーザー層の感性に響かせるため、広告制作者側は単なるBGMとしてではなく、車と楽曲がひとつの作品として共鳴するクリエイティブを徹底しています。アーティスト側にとっても、ヴェゼルの洗練されたビジュアルと組むことは自らの音楽性をよりスタイリッシュに提示できる絶好の機会となっており、双方のブランド価値を高め合う理想的なタイアップ関係が築かれています。
時代の半歩先を行く音楽をセレクトし、映像とシンクロさせることで生まれる圧倒的なグルーヴ感。これこそが、視聴者に「かっこいい」「今すぐドライブに出かけたい」と思わせる最大の理由です。
【2026年最新】ホンダ車のCMタイアップ動向とヴェゼルの未来
現在に至るまで、ホンダはヴェゼルのみならず、ZR-Vやステップワゴン、シビック、WR-Vなど各車種においてエッジの効いた音楽マーケティングを展開しています。特にヴェゼルは「クルマと音楽カルチャーの交差点」としての象徴的な役割を担い続けています。
電動化技術「e:HEV」の進化やコネクテッド機能の拡充により、車内空間はより静粛で、上質なプライベートリスニングルームとしての価値を高めています。静かで滑らかな走りと心地よい音楽体験の融合は、今後のヴェゼルが発信するメッセージの核心であり続けるはずです。次世代のポップアイコンたちがどのような楽曲でヴェゼルの新たなストーリーを彩るのか、自動車ファンのみならず音楽ファンの間でも熱い注目が注がれています。
【ホンダ ヴェゼル cm ソング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ヴェゼルの歴代CM曲で最もダウンロードやストリーミングが回った楽曲は何ですか?
A1:2021年の2代目フルモデルチェンジ時に起用された藤井風の『きらり』です。ストリーミング累計再生数は数億回を超え、日本レコード大賞や各種音楽チャートでも上位を独占するなど、国民的な大ヒットを記録しました。
Q2:Suchmosの『STAY TUNE』や藤井風の『きらり』はCM用の書き下ろしですか?
A2:Suchmosの『STAY TUNE』は元々リリースされていたEP『LOVE&VICE』の収録曲が起用されたものです。一方、藤井風の『きらり』はヴェゼルの「GOOD GROOVE」という世界観に合わせて特別に書き下ろされた楽曲です。
Q3:歴代のヴェゼルCM曲をまとめて聴く方法はありますか?
A3:SpotifyやApple Musicなどの主要音楽配信サービスにて、公式あるいはユーザー作成の「ホンダ CMソング」「VEZEL CM Tracks」といったプレイリストが公開されています。ドライブ用のBGMとしても高い人気を集めています。
まとめ:音楽シーンの最前線を走り続けるヴェゼルのCMカルチャー
ホンダ・ヴェゼルのCMソングは、単に車のスペックをアピールするための宣伝ツールではなく、その時代ごとの空気感とカルチャーを鮮やかに切り取るアートフォームとして進化を遂げてきました。
Suchmosが切り拓いたアーバンなシティ感、King Gnuが放った圧倒的な推進力、藤井風がもたらした心地よい日常のきらめき、そして羊文学の瑞々しい疾走感。常に時代の先端を走るアーティストたちの旋律は、これからもヴェゼルというクルマとともに、私たちのドライブシーンを鮮やかに彩り続けてくれるはずです。 (出典: ホンダ ヴェゼル cm ソング(Yahoo!ニュース))